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開催期間:2025年06月21日

防犯対策に「窓」は重要!アイデアやリフォームを紹介(前編)|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース

岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップ ギビング・アース)です。

つも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。


回は、防犯リフォーム中でも特に重要な「窓」についてご紹介します。


回のブログはこちらをご覧ください。


▶︎防犯リフォームの重要性は?安心して暮らせる家づくりのポイント|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース



窓」からの侵入を諦めさせるためには?

警察庁の統計によると、一戸建て住宅への侵入窃盗(空き巣など)で最も多い侵入口は、実に5割以上が「窓」からというデータがあります。玄関ドアからの侵入が約2割ですから、いかに窓の防犯対策が重要かお分かりいただけるでしょう。

くの侵入犯は、侵入に5分以上かかると約7割が諦め、10分以上かかると9割以上が諦めると言われています。つまり、防犯対策の鍵は「いかに侵入に時間をかけさせるか」です。


こでは、侵入犯に「この家は無理だ」と諦めさせるための3つのポイントをご紹介します。


入しにくい「ガラス」にする

侵入犯が窓を狙う最も一般的な手口は「ガラス破り」です。工具を使って静かにガラスを割り、そこから手を入れて鍵(クレセント錠)を開けて侵入します。

般的な住宅で使われている「フロートガラス」は、厚さ3mm~5mm程度のものが多く、実は衝撃に弱く数秒で割られてしまいます。
これでは、侵入犯に全く時間をかけさせることができません。


こでおすすめなのが「防犯合わせガラス」です。これは、2枚のガラスの間に強靭な特殊フィルムを挟み込んだもので、叩いてもヒビは入りますが、簡単には貫通しません。
ハンマーなどで何度も叩きつけなければ穴を開けられないため、侵入に時間がかかり、大きな音も出るため、侵入犯が非常に嫌がるガラスです。


が定めた基準をクリアした「CPマーク」付きの防犯ガラスなら、さらに高い防犯性能が期待できます。
「ガラスを強化する」ことは、窓の防犯対策の基本中の基本と言えるでしょう。


けづらい「構造」にする

ガラスを強化するだけでなく、窓全体の「構造」を見直すことも重要です。
たとえ防犯ガラスであっても、鍵(クレセント錠)周りをこじ開けられたり、窓枠ごと外されたりする手口も存在します。

もそも、窓の鍵であるクレセント錠は、本来「窓の気密性を高めるための締め金具」であり、防犯目的の「錠」ではありません。
そのため、
クレセント錠だけでは防犯性が高いとは言えないのです。


入犯に「開けづらい」と思わせるためには、


  • 二重ロック機能付きのクレセント錠にする
  • 補助錠を追加して「ワンドア・ツーロック」にする
  • 外から取り外しにくい面格子を設置する

いった対策が有効です。複数の鍵を開けなければならない構造は、侵入にかかる時間を大幅に伸ばし、犯行を諦めさせる大きな要因となります。



諦めさせる「見た目」にする

侵入犯は、犯行前に必ず「下見」をすると言われています。その際、「侵入しやすそうな家か」「防犯意識が低い家か」をチェックしています。

まり、「この家は防犯対策をしっかりしているな」と一目で分からせることが、そもそもターゲットにされるのを防ぐ上で非常に効果的なのです。


えば、


  • 窓に頑丈そうな面格子やシャッターが付いている
  • 「防犯カメラ作動中」や防犯フィルムのステッカーが貼ってある
  • 窓の周辺にセンサーライトや防犯砂利がある

れらは、侵入犯に対して「見られている」「時間がかかる」「面倒だ」という心理的なプレッシャーを与え、犯行を未然に防ぐ「抑止力」となります。「見た目」から防犯意識の高さをアピールすることも、大切な防犯対策の一つです。


窓」の防犯におすすめのアイデア

「リフォームはまだ考えていないけれど、今すぐできる対策はないかな?」という方のために、ご家庭で手軽に取り入れられる防犯アイデアを3つご紹介します。ホームセンターなどで購入できるものも多いので、ぜひ参考にしてみてください。

に防犯フィルムを採用

「防犯ガラスに交換するのは費用も時間もかかりそう…」という方におすすめなのが、「防犯フィルム」です。
既存の窓ガラスの内側に貼り付けるだけで、ガラスの強度を格段にアップさせることができます。

犯フィルムを貼ることで、ガラスが割れても破片が飛び散りにくくなり、防犯ガラスのように貫通しにくい状態を作り出せます。
侵入犯がガラスを破るのに時間がかかるため、犯行を諦めさせる効果が期待できます。


災対策としてガラスの飛散防止にも役立つため、一石二鳥のアイテムです。より高い防犯性能を求めるなら、CPマーク認定の防犯フィルムを選ぶと良いでしょう。
ご自身で貼ることも可能ですが、気泡なくキレイに仕上げるためには、私たちのようなプロに依頼するのがおすすめです。


ンサーライトを設置

侵入犯が最も嫌うものの一つが「光」です。暗闇に紛れて行動したい侵入犯にとって、突然ライトで照らされることは大きな脅威となります。

ンサーライトは、人の動きや熱を感知して自動で点灯するため、窓や裏口、勝手口といった死角になりやすい場所に設置すると非常に効果的です。
突然の光に驚いて逃げ出すケースも多く、近隣住民の目にも留まりやすくなるため、強力な犯罪抑止力となります。


近では、ソーラー充電式や電池式など、配線工事不要で手軽に設置できる製品も増えています。夜間の帰宅時に足元を照らしてくれるなど、防犯以外のメリットも多い便利なアイテムです。


助錠を活用

先述の通り、窓のクレセント錠だけでは防犯性は十分ではありません。そこで、誰でも簡単にセキュリティを強化できるのが「補助錠」の活用です。

助錠を一つ追加するだけで、玄関ドアなどでおなじみの「ワンドア・ツーロック」が実現できます。鍵が二つあると、侵入にかかる手間と時間が単純に倍増するため、侵入犯は「面倒な家だ」と判断し、ターゲットから外す可能性が高くなります。


面テープで貼り付けるだけの簡易的なものから、サッシにネジで固定する頑丈なタイプまで、様々な種類があります。換気のために少しだけ窓を開けた状態でロックできるタイプもあり、ライフスタイルに合わせて選べます。数百円から数千円で導入でき、費用対効果が非常に高い防犯対策です。



今回はここまで!次回は「窓」の防犯対策としておすすめのリフォームとLIXILの商品についてご紹介します!