
先進的窓リノベ2025事業はどうやって活用する?|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップ ギビング・アース)です。
いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、前回に引き続き、窓のリノベーション・リフォームで活用できる「先進的窓リノベ2025事業」の概要について詳しく解説していきます。
前回のブログはこちらをご覧ください!
▶︎最大200万円!先進的窓リノベ2025事業について詳しく解説|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
先進的窓リノベ2025事業の対象工事
先進的窓リノベ2025事業を使うためには、ホームページに掲載されている対象工事を実施しなければなりません。
細かく条件も設定されているため、リフォーム会社と一緒に相談しながら工事を実施しましょう。
ガラス交換
「ガラス交換」とは、既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事のことです。
同じガラスであっても、既存サッシとの組み合わせによって断熱性能を高めることができます。
ガラスの性能・ガラスの面積によって補助額は異なります。
例えば、窓の性能区分UWが1.9以下で、ガラスのサイズが1.4m2の場合だと30,000円の補助金が受け取れます。
この窓の性能区分UWとは、あらかじめ国が定めた省エネ性能の値のことです。いずれのガラス製品の性能証明書にも、ガラスの性能を表すグレードコードと呼ばれるものが記載されており、このコードによって窓の性能区分が決定されます。
なお、玄関ドアや勝手口のようなドアに付くガラスのみの交換は補助対象工事に該当しません。
内窓設置
「内窓設置」とは、既存窓の内側に新たに内窓を新設する、もしくは既存の内窓を取り除いて新たな内窓に交換する工事のことです。
ただし、既存の窓から50cm以上離れて設置した場合は対象になりません。また、出窓に内窓を設置する場合、出窓の形状が躯体の状況によっては補助対象外になることがあります。
対象外となる出窓については、
ホームページをご確認ください。
内窓設置の補助額も、窓の性能区分と内窓のサイズによって変わります。
例えば、窓の性能区分が1.1以下で、内窓のサイズが2.8m2以上なら106.000円の補助額が見込めます。
なお、以下のような内窓の場合は補助対象外となります。
※引用:対象工事の詳細【内窓設置】
外窓交換(カバー工法・はつり工法)
外窓とは、住宅の外側にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できない建具のことです。外窓交換には、カバー工法とはつり工法の2つの方法があります。
- カバー工法:既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて取り付け、複層ガラス等に交換する工事
- はつり工法:既存窓のガラスおよび窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラス等に交換する工事
補助額は、カバー工法なら最大220,000円、はつり工法なら最大183,000円を受け取れる可能性があります。
なお、窓の外側にサンテラスなどを設置する場合は補助対象外となります。
ドア交換(カバー工法・はつり工法)
ドアとは、玄関ドアのように屋外から施錠できる建具のことです。
- カバー工法:既存ドアについて枠を残して取り除き、既存枠の上から新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事
- はつり工法:既存ドアを枠ごと取り外し、新たな枠を取り付け、ドアを交換する工事
なお、補助額は外窓交換と同様、カバー工法なら最大220,000円、はつり工法なら最大183,000円を受け取れる可能性があります。
まとめ
今回は、先進的窓リノベ2025事業で実際に対象となる工事について解説しました。
単に窓を交換するのではなく、補助事業の条件を満たしていなければ補助金を受け取ることはできません。
そのため、リフォーム業者やメーカーに、「補助金を利用したい」という旨を伝えた上で製品を選ぶことが重要となってきます。
ギビング・アースでも補助金制度を利用したリフォーム工事的に行っています。ぜひお問い合わせください。