お役立ち情報コラム
お役立ち情報コラム
COLUMN
  • お役立ち情報コラム
開催期間:2025年07月27日

2階の暑さ・湿気対策リフォームで快適空間を実現!(前編)|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース

岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップギビング・アース)です。

つも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。


夏になると、2階の部屋がサウナのようになる…」

「エアコンが効かなくて、寝苦しい夜が続く…」

しあなたがそんなお悩みを抱えているなら、ご安心ください。
それはあなただけではありません。

日本の夏、特に猛暑が続く近年では、多くの方が2階の暑さ・湿気に頭を悩ませていますよね。


なんとかして2階を涼しくしたい」「2階の部屋を快適にしたい」とお考えの方へ。 岡山市に拠点を置く地域密着の工務店、ギビング・アースが、「2階を涼しくする方法」を徹底的に解説します。この記事【前編】では、まず2階が暑くなる原因を明らかにし、ご自身で手軽にできる対策をご紹介します。読み終わる頃には、きっと今日から試せるヒントが見つかるはずです。



なぜ2階はこんなに暑い?夏場の2階の室温が上がる原因を徹底解剖!

「どうしてうちの2階はこんなに暑いんだろう?」そう疑問に思ったことはありませんか?実は、2階の室温が異常に高くなるのには、いくつかの明確な原因があるんです。


屋根からの熱の侵入

最も大きな原因の一つが、屋根からの熱の侵入です。真夏の太陽は屋根を直接照りつけ、屋根材は60℃~80℃にも達すると言われています。この熱が屋根裏を通して直接室内に伝わることで、2階の天井付近はまるでオーブンのように熱くなってしまいます。特に、色の濃い屋根材や金属屋根は熱を吸収しやすく、その影響は顕著です。

からの日射熱

次に、窓からの日射熱も大きな要因です。特に日当たりの良い南向きや、夕方まで熱い西向きの窓からは、強烈な日差しが室内に差し込み、ジリジリと室温を上昇させます。断熱性の低い古い窓ガラスでは、この日射熱の侵入を十分に防ぐことができません。

からの熱の侵入

意外と見落とされがちなのが、壁からの熱の侵入です。外壁も日中の太陽光を浴びて熱を蓄え、それが徐々に室内に伝わってきます。また、壁の中の断熱材が不足していたり、劣化していたりすると、熱はより簡単に室内に入り込んでしまいます。

下からの熱上昇と熱のこもり

1階で発生した熱も、2階の暑さに影響を与えます。キッチンでの調理やリビングでの生活熱は、暖かい空気が上昇する性質があるため、自然と2階へと上がっていきます。さらに、2階は1階に比べて風が通りにくい間取りになっていることが多く、熱がこもりやすい傾向にあります。これにより、一度上がった熱がなかなか外に排出されず、室温が下がりにくくなるのです。

すぐできる!2階を涼しくする方法~手軽な暑さ対策と注意点~

「いますぐ何とかしたい!」という方でも、まずは手軽に試せる暑さ対策から始めてみましょう。
これだけでも、ある程度の効果は期待できますよ。


内の熱を効率よく排出する換気術

  • 窓の開け方を見直す: 一つだけ窓を開けるのではなく、風の入り口と出口を作るように対角線上の窓を開けると、効率よく風が通り抜けます。
  • 扇風機やサーキュレーターの活用: 窓を開けても風が入ってこない場合は、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けて設置し、熱気を外に押し出すように回すと効果的です。また、天井に向けて空気を循環させるのもおすすめです。
  • 夜間のクールダウン換気: 日中に溜まった熱は、夜になっても室内に残りがちです。外気温が下がったら窓を開け、室内の熱気を入れ替える夜間換気を行いましょう。

窓からの日差しを遮る工夫

  • 遮光カーテンやブラインド: 日中の日差しが強い時間帯は、厚手の遮光カーテンやブラインドを閉めて、直接的な日射熱の侵入を防ぎましょう。
  • 外付けシェードやすだれ: 窓の外側で日差しを遮る「外付けシェード」や「すだれ」は、カーテンよりも高い遮熱効果が期待できます。
  • グリーンカーテン: ヘチマやゴーヤなどのつる性植物で窓を覆う「グリーンカーテン」は、見た目も涼しく、日差しを和らげる効果があります。

室内の熱源を減らす

  • 使わない家電のコンセントを抜く: 家電製品は待機電力でも熱を発生させます。使わない家電はこまめにコンセントを抜きましょう。
  • LED照明への切り替え: 白熱灯や蛍光灯に比べて、LED照明は発熱量が少ないため、室温上昇を抑える効果があります。

冷房の効率を上げる使い方

  • 設定温度の見直し: 環境省が推奨する室温は28℃です。無理のない範囲でエアコンの設定温度を見直しましょう。
  • 定期的なフィルター清掃: エアコンのフィルターが汚れていると、冷房効率が低下し、余分な電力を消費します。2週間に1回程度を目安に掃除しましょう。
  • 扇風機・サーキュレーターとの併用: エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用することで、冷気を効率よく循環させ、体感温度を下げることができます。

【注意点】 

これらの手軽な対策は、あくまで一時的なものです。根本的な暑さの原因を解決できるわけではありません。
特に猛暑日には、無理せずエアコンを使用し、熱中症には十分注意してくださいね。


とめ

この記事【前編】では、夏の2階がなぜ暑いのかという原因と、今日からすぐに実践できる手軽な暑さ対策についてご紹介しました。換気や日差し対策、家電製品の使い方を見直すだけでも、ある程度の効果は期待できます。

かし、これらの対策はあくまでも対症療法に過ぎません。
「毎年、夏の暑さに悩まされたくない」「根本的に2階を快適な空間にしたい」とお考えであれば、やはり住まいそのものの断熱性や換気性能を高めることが重要です。


回の記事【後編】では、ギビング・アースがご提案する本格的なリフォームによる「2階を涼しくする方法」を詳しくご紹介します!ぜひ続けてお読みいただき、快適な2階を手に入れるためのヒントを見つけてください。