
猛暑の夏を乗り切る!外壁・屋根リフォームで住まいを「涼しく、快適に」変える方法(前編)|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップギビング・アース)です。
いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は暑さ・湿気対策として外壁・屋根リフォームを徹底解説します!
うだるような暑さとまとわりつくような湿気。毎年やってくる日本の夏は、私たちにとって大きな悩みの種ですよね。リビングにいても汗ばんだり、夜中に寝苦しくて目が覚めたり。
「エアコンなしでは過ごせない!」と感じている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、エアコンは夏の必需品です。
しかし、使いすぎると電気代はかさみ、冷えすぎによる体調不良や乾燥も気になりますよね。]
本当に涼しい家、快適な家を実現するには、エアコンに頼りきりではなく、もっと根本的な対策が必要です。
実は、そのカギを握るのが、普段あまり意識しない「外壁・屋根リフォーム」なんです。
外壁や屋根の性能を向上させることで、住まいの暑さ・湿気問題を根本から解決し、年間を通して快適な暮らしを手に入れることができます。
「外壁や屋根のリフォームで、どのくらい暑さや湿気が和らぐの?」
「具体的にどんなリフォームをすればいいの?」
そうお考えのあなたのために、岡山で地域に根差した家づくりを行っている私たちギビング・アースが、外壁・屋根リフォームがもたらす驚きの暑さ・湿気対策効果について詳しく解説します。
前編では、なぜ外壁・屋根が暑さ・湿気対策のカギとなるのか、そしてリフォームで得られる「暑さ対策」効果について掘り下げていきます。
なぜ「外壁・屋根」が暑さ・湿気対策のカギなのか?住まいの熱の出入りと湿気の関係
「家の暑さや湿気って、窓や隙間から入ってくるんじゃないの?」そう思われがちですが、実は違います。
住まいにとって外壁や屋根は、文字通り「外気との境界線」。
ここから最も多くの熱や湿気が侵入してくるのです。
1-1.熱の侵入経路の8割は「屋根」と「外壁」から!
夏場、太陽の照りつける日中、家の中に熱が侵入する経路の割合をご存知でしょうか?
なんと、全体の約74%もの熱が、窓ではなく「屋根(50%)」と「外壁(24%)」から侵入すると言われています。
(出典:国土交通省「住宅の省エネルギー基準と関連する低炭素建築物認定制度」等による)
屋根は太陽からの直射日光を最も受けやすく、表面温度は真夏には60℃〜80℃にも達することがあります。外壁も同様に、日中の熱を吸収し、その熱がじわじわと家の中に伝わってきます。つまり、いくら窓の対策をしても、屋根と外壁が無防備では、家の中はいつまでも暑いままだということです。
1-2.湿気も外壁・屋根が原因?結露とカビ、住まいの健康問題
暑さだけでなく、日本の夏は湿度も問題です。外壁や屋根の劣化は、雨漏りの原因になるだけでなく、壁の内部や屋根裏に湿気をため込む原因にもなります。
内部に湿気がこもると、壁の中や天井裏で結露が発生しやすくなります。
結露はカビやダニの温床となり、アレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性があります。
また、木材を腐らせ、建材の劣化を早めてしまうなど、住まいそのものの寿命を縮めることにも繋がりかねません。
このように、外壁と屋根は、住まいの快適性だけでなく、健康や寿命にも直結する非常に重要な部分なのです。
2.外壁・屋根リフォームで得られる「暑さ対策」効果
では、具体的に外壁・屋根リフォームでどのような暑さ対策ができるのでしょうか?
2-1.遮熱塗料による表面温度抑制効果
最も手軽にできる暑さ対策の一つが、遮熱塗料を用いた外壁塗装や屋根塗装です。
遮熱塗料は、太陽光(特に熱を持つ近赤外線)を効率よく反射するように設計されています。
一般的な塗料が太陽光を吸収して熱を持つ一方、遮熱塗料を塗ることで、塗布面の温度上昇を大幅に抑制できます。
例えば、屋根に遮熱塗料を塗ることで、表面温度が通常の塗料に比べて10℃~20℃以上も低くなったというデータもあります。
これによって、屋根や外壁から室内に伝わる熱の量が減り、室温の上昇を抑えることができるのです。
ギビング・アースでは、住まいの状況やご希望に合わせて、最適な遮熱塗料をご提案し、熟練の職人が丁寧に施工いたします。
2-2.断熱材の充填・設置による断熱性能向上
より根本的な暑さ対策として効果的なのが、断熱材の充填や設置です。
外壁の内部や屋根裏に高性能な断熱材(グラスウール、ロックウール、ウレタンフォームなど)を適切に充填・増設することで、熱の伝達を物理的に遮断します。
夏場は、外からの熱の侵入を強力にブロックし、まるで魔法瓶のように室内の涼しさを保ちます。
冬場は、室内の暖かい空気が外へ逃げるのを防ぐため、一年を通して快適な室温を維持しやすくなります。
断熱リフォームを行うことで、エアコンの設定温度を上げても涼しく感じられたり、エアコンの稼働時間が減って電気代の削減にも繋がったりと、長期的に見て大きなメリットが得られます。
2-3.通気層の確保で熱をこもらせない
壁や屋根の内部に「通気層」を設けることも、暑さ対策には非常に重要です。これは、外壁材と構造体の間、あるいは屋根材と下地の間に空気の層を作る工法で、「外壁通気工法」や「屋根通気工法」と呼ばれます。
通気層があることで、外壁や屋根の内部にこもりがちな熱や湿気を外部へ排出することができます。
これにより、建材内部の温度上昇を抑え、熱が室内に伝わるのを防ぐだけでなく、結露の発生も抑制できるため、健康被害や建材の劣化防止にも役立ちます。
特に高温多湿な日本の気候において、この通気層は住まいの健康を保つ上で欠かせない役割を果たします。
前編のまとめ:外壁・屋根は「住まいのバリア」。適切な対策で夏の暑さをブロック!
前編では、日本の夏の暑さ・湿気問題と、その根本原因となる外壁・屋根の重要性についてお話ししました。
特に、屋根や外壁から侵入する熱がいかに多いか、そして遮熱塗料や断熱材、通気層がいかに暑さ対策に貢献するかをご理解いただけたかと思います。
後編では、外壁・屋根リフォームによる「湿気対策」の効果、そして私たちギビング・アースがお客様に選ばれる理由、さらには失敗しないリフォームの進め方について詳しく解説していきます。
【後編へ続く】