
今年がラストチャンス?!子育てグリーン住宅支援事業の制度について解説|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップ ギビング・アース)です。
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今回は、家づくりの補助金制度として注目されている「子育てグリーン住宅支援事業」の概要について詳しく解説していきます。
子育てグリーン住宅支援事業とは?
物価高騰やウッドショックなどの影響により、住宅の価格はどんどん値上がりしています。
「自分にはマイホームは無理なのか・・・」と諦めていませんか?
憧れのマイホームを諦めないためにも、国の補助金を賢く使うことが大切です。
特<に注目を浴びているのが「子育てグリーン住宅支援事業」。
「子育てグリーン住宅支援事業」とは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、既存住宅の省エネリフォームなどに対し、補助金が交付される制度です。
特に、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯に対して、より優遇された補助が受けられるのが特徴ですが、一部の高性能住宅(GX志向型住宅)については、世帯を問わず補助対象となります。
この事業は、2024年度に実施された「子育てエコホーム支援事業」の後続事業として、2025年度から実施されており、脱炭素社会実現のための住宅の省エネ性能基準がより強化されています。
主な補助対象者
補助対象者は、「子育てグリーン住宅支援事業」に記載された条件を満たす以下のような方です。
【新築の場合】
- 注文住宅の新築:建築主
- 新築分譲住宅の購入:購入者
- 賃貸住宅の新築:建築主かつ賃貸オーナー
なお、長期優良住宅及びZEH水準住宅に該当する新築(賃貸住宅の新築を除く)は、子育て世帯または若者夫婦世帯に限ります。
【リフォームの場合】※以下の2つを満たす方が対象
- グリーン住宅支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方
- リフォームする住宅の所有者等であること
対象となる住宅・リフォーム
対象となる住宅やリフォームにも細かく条件が設定されています。
【新築の場合】※以下の6つ全てを満たす住宅
- 証明書等により、対象となる住宅の性能を有することが確認できる
- 建築主自らが居住する
- 住戸の床面積が50m2以上240m2以下である
- 住宅の立地が立地等の除外要件に該当しないこと
- 未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの
- 2026年1月31日時点で、一定以上の出来高の工事が完了していること
【リフォームの場合】※工事金額が5万円以上で補助対象
〈必須工事〉※以下の2つ以上のカテゴリーの工事を行った場合のみ補助対象
- 開口部の断熱改修
- 躯体の断熱改修
- エコ住宅設備の配置
〈任意工事〉※2つ以上のカテゴリーの必須工事を行った上で実施する場合のみ補助対象
- 子育て対応改修
- 防災性向上改修
- バリアフリー改修
- 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- リフォーム瑕疵保険等への加入
リフォームの場合、対象とならない工事もあるため詳しい条件に関しては、リフォーム会社にも相談してみましょう。
補助額
新築・リフォームそれぞれの補助額は以下の通りになります。
【新築の場合】(1戸あたり)
- GX志向型住宅 160万円
- 長期優良住宅 80万円
- ZEH水準住宅 40万円
なお、長期優良住宅とZEH水準住宅では、古家の撤去を伴う場合は補助額に20万円が加算されます。
【リフォームの場合】(1戸あたり)
- Sタイプ(必須工事3つを全て実施した場合) 上限60万円
- Aタイプ(必須工事2つを実施した場合) 上限40万円
リフォームでは、工事にかかる金額が5万円を超えなければ補助対象とはなりません。
まとめ
今回は、子育てグリーン住宅支援事業の概要に関してご紹介しました。
次回のブログでは、子育てグリーン住宅支援事業の補助金を受けるために、どのような工事が対象となるのかをご紹介します。