「安全持続性能」とは?家族が長く安心して暮らせる住まいづくりを解説|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
家をリフォームするとき、どのようなことを重視しますか?
「冬でも暖かい家にしたい」
「古くなったキッチンやお風呂を新しくしたい」
「おしゃれな内装に変えたい」
もちろん、こうした快適性やデザインも大切です。
しかし、これから10年、20年と暮らしていくことを考えるなら、もうひとつ考えておきたいのが、家族が安全に、そして暮らしが変化しても住み続けられる家になっているかということです。
そこで注目したいのが「安全持続性能」という考え方です。
今回は、安全持続性能とはどのようなものなのか、一般的なバリアフリーとの違いや、リフォームで取り入れるメリットについて解説します。
安全持続性能とは?
安全持続性能とは、住宅内での転倒・転落などの事故を予防する「安全性」と、身体やライフスタイル、家族構成などが変化しても住み続けやすい「持続性」という2つの視点から住まいを考える基準です。
作業療法士として医療現場に携わってきた株式会社HAPROT代表・満元貴治氏(ヨシローさん)が、その経験をもとに考案しました。
安全持続性能では、住まいを「安全設計」と「持続設計」の2つのカテゴリーから考えます。
転倒・転落などを防ぐ「安全設計」
安全設計では、住宅内で起こる転倒・転落などの事故を予防するため、5つの項目から住まいを考えます。
・玄関
・階段(手すり・段差)
・スキップフロア(リビング・寝室)
・収納
・換気
たとえば階段であれば、単に「手すりがついているから安全」と考えるのではなく、手すりの位置や段差なども含めて確認します。
日常生活のなかに潜んでいる小さな危険を、間取りや設計の工夫によって減らしていく考え方です。
暮らしの変化に対応する「持続設計」
もうひとつが、身体や暮らしの変化に対応しやすくする「持続設計」です。
こちらは、
・土間収納
・1階廊下
・トイレ
・ユーティリティルーム
・室内物干しスペース
・洗面室
・照明
・温度
という8項目から考えます。
家を建てたときと、10年後、20年後では、家族の暮らし方は変わります。
子どもが生まれる、成長する、独立する。夫婦の年齢を重ねれば、身体の状態も変化するかもしれません。
そのたびに大がかりな工事をしなくても済むように、あらかじめ変化を想定しておくことが持続設計のポイントです。
安全持続性能とバリアフリーは何が違う?
安全持続性能について聞くと、「バリアフリーと同じでは?」と思う方もいるでしょう。
確かに、段差や手すり、廊下やトイレの使いやすさなど、共通する部分はあります。
しかし、安全持続性能が考えているのは、高齢になってから暮らしやすい家だけではありません。
赤ちゃんから子育て世帯、働く世代、高齢者まで、さまざまな世代が安全に暮らし続けられる住まいを目指しています。
たとえば、小さな子どもにとって階段からの転落を防ぐことは重要です。
子育て中なら、洗濯や片付けをしやすい動線が日々の負担軽減につながります。
そして年齢を重ねれば、トイレや廊下の広さ、室内の温度差などが暮らしやすさに影響してきます。
つまり、「高齢になったらバリアフリーにする」のではなく、家族の変化を最初から想定して住まいを考えることが、安全持続性能の大きな特徴です。
「まだ若いから関係ない」ではありません
40代・50代でリフォームを考えている方のなかには、「老後のことまで考えるのはまだ早い」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、大規模なリフォームやリノベーションは何度も気軽にできるものではありません。
今は問題なく上り下りできる階段、使えているトイレ、何となく通っている廊下も、20年後には使いにくく感じる可能性があります。
だからといって、今から介護を前提とした家にする必要はありません。
将来必要になったときに手すりを設置しやすくしておく、1階を中心に生活できる間取りを考えておくなど、今の暮らしを楽しみながら将来の変化にも対応しやすい住まいにしておくことがポイントです。
リフォームだからこそ安全持続性能を考えてみよう
安全持続性能の考え方は、新築だけでなくリフォーム・リノベーションにも活かせます。
長く住んできた家だからこそ、
「ここでよくつまずく」
「収納が使いにくく、廊下にものを置いてしまう」
「冬になるとトイレや脱衣所が寒い」
「洗濯するために家の中を何度も往復している」
といった、実際に暮らしてみてわかった不便があるのではないでしょうか。
リフォームは、古くなった設備や内装を新しくするだけではありません。
現在感じている不便を整理し、これからの暮らしまで考えて間取りや動線を見直す機会でもあります。
たとえばトイレを交換するのであれば、便器だけでなく入口や扉の開き方、将来的な介助のしやすさまで考えてみる。
洗面所をリフォームするのであれば、洗濯・室内干し・収納まで含めた動線を考えてみる。
こうした少し先まで見据えた工夫が、長く暮らしやすい住まいにつながります。
13項目すべてを最高評価にすることが目的ではない
安全持続性能には、安全性5項目・持続性8項目の計13項目があり、それぞれの基準に基づいて評価します。
しかし、リフォームでは既存住宅の構造や広さなどによって、できること・できないことがあります。
大切なのは、すべてを一律に変更することではありません。
現在の住まいにどのような危険や不便があるのかを知り、ご家族の暮らし方や将来を考えながら、必要な部分を改善していくことです。
「今困っていること」と「将来困る可能性があること」の両方から住まいを見てみると、リフォームで優先すべき場所も見えてきます。
岡山で安全持続性能を考えたリフォームならギビング・アースへ
住まいに求められるものは、デザインや設備、断熱・省エネ性能だけではありません。
家族が毎日安全に暮らせること。そして、家族構成や身体、ライフスタイルが変化しても、大好きな家で暮らし続けられることも大切です。
ギビング・アースでは、「安全持続性能」の考え方を取り入れたリフォーム・リノベーションをご提案しています。
「今の家で長く暮らしていきたい」
「せっかくリフォームするなら将来のことまで考えたい」
「自宅に危険な場所がないか一度確認してほしい」
このようにお考えの方は、岡山市のギビング・アースへお気軽にご相談ください。
設備を新しくするだけではなく、今の暮らしとこれからの暮らしの両方を考え、家族が長く安心して住み続けられる住まいづくりを一緒に考えていきます。
