
【安全持続性能】浴室とキッチンで行う対策|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップ ギビング・アース)です。
いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は浴室とキッチンについて、安全持続性能と絡めてお話しいたします。
基準にはないものの考えたい安全性と持続性
安全持続性能では特に評価対象ではありませんが、実際に暮らしていく上で快適に・安全に過ごすならキッチンや浴室での安全性・持続性を考えることはとても重要です。
ここでは、浴室とキッチンについて簡単にご説明いたします。
浴室
まず浴室について。
例えば浴室に手すりをつけるかどうかを考える方も多いでしょう。
結論から言うと、必要性が低い場合、家づくりの段階での手すりの設置は不要です。
その理由は以下があげられます。
- 浴室に手すりを設置しても使用しないことがあるから
- 浴室の動作補助具はレンタルも可能だから
- 新築なら簡易的な手すりが浴槽についており、追加で設置する必要性がないから
浴室の動作補助具にはさまざまなものがあります。
例えば、腰掛けしやすい浴槽内の台や浴室からの起立・跨ぎ動作が簡単にできる手すりなどもレンタル可能です。
このように、新築時や住宅改修で設置しなくても、レンタルなどで代用できるため、「今、手すりがないと困る!」と言う場合を除いて、無理につける必要はないと考えます。
なお、入浴の際は動作が多いため、介護保険を利用してヘルパーなどに動作介助を依頼するなどの方法もあります。
さまざまな視点から考えることが重要です。
もし手すりをつける場合は、以下の基準を参考に設置すると良いでしょう。
【L字型手すりを浴槽の横につける場合】
- 横の手すりが浴槽から100〜150mm上の位置に設置
- 横手すりは浴槽内に座った時の肩口からの位置に設置
なお、手すりの位置を決める際は、実際にショールームなどで浴槽に入ってシミュレーションして正確な位置を決定しましょう。
手すりは一般的に販売されている横600×縦800mmが良いです。
また、浴槽への跨ぎ用に浴槽の縁の直上に縦の手すりも設置しましょう。
【浴槽への跨ぎ用に浴槽の縁の直上に縦の手すりを設置する場合】
- 縦手すりの下部が高さ800mmになるように設置する
座ってまたぐ場合、浴槽のふちに座るスペースがないと言う場合もあります。そんな時はバスボードという浴槽に置いて使うボードを使うことで浴槽への出入りをサポートしてもらえます。
キッチン
キッチンは家庭内の事故がもっとも多い場所です。誤飲ややけど、切傷などの事故が発生しやすく、0〜6歳における事故別救急搬送の割合でも上位を占めています。
怪我をすると手術が必要になったり、リハビリが必要になったりとその後の生活にも影響が出ます。
親がいつも目を離さずに子供を見ることは難しいです。しかし、子供の安全も守らなければなりません。
そのためにも、「キッチンに入らせない工夫」を施しましょう。
ベビーゲートを設置することが、安全のためには最適です。
まとめ
今回は、浴室とキッチンについて解説しました。
浴室とキッチンを安全に快適に使うことが大切です。
新築時に対策をするのも大切ですが、ベビーゲートやレンタルの補助具などを活用することもできます。
これらの道具は、必要な時期を過ぎれば取り外すことができるので、ライフスタイルの変化に合わせやすいというメリットもあります。
家づくりの段階でできることにも限りがあります。予算によっては諦めなければならないことも出てくるでしょう。
そんな時に、「今はつけなくてもレンタルできる」といった代替案が思いつけば、本当にお金をかけたいところにお金をかけることもできます。
将来のことも考えた家づくりをしたい方は、ギビング・アースへご相談ください。