
安全持続性能の確認項目|照明・温度|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース
岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップ ギビング・アース)です。
いつも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は安全持続性能における照明・温度についてご紹介します。
照明は安全に移動するための手段
人が安全に移動するためにも、照明の明かりは重要です。真っ暗な廊下だと、足元に何があるかもわからずつまずいて転んでしまう可能性があって危険を伴います。真っ暗な階段の上り下りはもっと危険です。踏み外してしまうとそのまま階段から転げ落ちて大怪我してしまう可能性もあるでしょう。
人感センサー・光センサーの重要性
そうならないためにも、適切な位置に照明を設置することが重要です。廊下や階段に足元灯を設置し、真夜中に移動する際にも安心できる空間作りをしましょう。
ただ、毎回スイッチを使って点灯・消灯する照明だと、住まい手の方が意識して操作しなければならず、わざわざスイッチを押すことが面倒に感じてしまうこともあります。
意識しなくても安全に移動できるように、人感センサーや光センサーを使い、付け忘れ・消し忘れを防止することも大切です。
安全持続性能では、人感センサーもしくは光センサーを階段・玄関・廊下の3箇所のうち2箇所に設置することで推奨基準の☆2つを獲得できます。
安全性向上のためにもリモコン式照明の検討も
就寝時は部屋の照明を消す方がほとんどです。消灯の際、部屋のスイッチを消し、暗闇の中ベッドまで歩いて行く方も多いのではないでしょうか。
移動する距離はさほど遠くなくても、暗闇の中移動することに恐怖心を持つ方もいるのではないでしょうか。気付かずに何かにつまずいて転んでしまえば怪我をする恐れもあります。
家庭内での怪我を防止するためにも、リモコン式の照明を導入しましょう。シーリングライトやダウンライトなどのリモコン式の照明を使い、ベッドの中から消灯・点灯できれば暗闇の中を移動するというリスクを回避できます。
安全持続性能では、先述した人感センサーもしくは光センサーを階段・玄関・廊下の3箇所のうち2箇所に設置することに加え、リビングや寝室にリモコン式の照明を導入することで最高基準の☆3つを取得できます。
ただし、予算の関係で導入が難しい場合は、将来的に導入できるようにコンセントを造設しておくのでも.問題ありません。
玄関にコンセントがあれば、電動自転車のバッテリー充電など様々な場面でも使用ができます。
温度は快適な室内環境を実現する
温度は目に見えないものです。また、年齢を重ねるとともに温度の感じ方は鈍くなっていきます。知らない間に暑さや寒さが体に負担をかけてしまっている場合もあるでしょう。
温度を可視化することで、室内でも安全に過ごすための指針となります。例えば、リビングやトイレ、洗面室や寝室には温度計を設置し、定期的に室内の温度を確認する習慣を身につけると良いでしょう。
安全持続性能では、リビング・トイレ・洗面室・寝室のそれぞれの温度計の設置を行うことで☆2つを取得可能です。
室内温度の目安を知ろう
住宅内でも極端に暑い・寒いと体に支障が出ます。夏は室温が28度を超えると急激に熱中症のリスクが高まります。また、冬場は18度を下回ると寒さを和らげるために熱いお風呂に入る方も多いです。実は高温浴は浴室内での熱中症のリスクを高めてしまいます。これらを解消するためにも、室内の温度を安定させることが重要です。
安全持続性能では、夏は最高室温28度以下、冬は最低室温18度以下にするように空調などで温度調整できる室内環境を整えることを☆2つ獲得の基準としています。
室内温度の差をなくそう
室内での温度差があると、「ヒートショック」などの健康被害を引き起こす恐れがあります。(※ヒートショックについてはまた詳しくブログに記載します。)温度差によって引き起こされる健康被害は命の危険も伴います。
室内での健康被害を発生させないためにも、部屋ごとの温度差を小さくすることが重要です。
安全持続性能では、⭐︎2つの条件に加え、部屋間の温度差が5度以内であれば☆3つ獲得が可能です。
まとめ
今回は、安全持続性能における照明と温度について解説しました。照明も温度も安全に室内で過ごすために必要な設備です。
ちょっとした行動でも安全に快適に過ごすためにも必要な設備ですので、家づくりの際は注意してプランニングすることをおすすめします。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ当社へお問い合わせください♪