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安全持続性能の確認項目|土間収納|岡山のリフォーム・リノベーション会社 ギビングアース

岡山市南区福田のリフォーム・リノベーション専門会社「ギビング・アース」(LIXILリフォームショップ ギビング・アース)です。

つも弊社のブログをご覧いただき、ありがとうございます。


回は安全持続性能における土間収納についてご紹介します。


間収納

安全持続性能では、土間収納の設計に関しても評価対象として基準を設けています。

土間収納とは、玄関から土間続きになった収納スペースのことです。
屋内でありながら、靴を脱がずにアクセスできる点が大きな特徴です。
そのため、屋外で使用する物や、多少の汚れが気になる物を気軽に収納できる便利な空間として、近年注目を集めています。


般的に、「シューズクローク」「玄関クローク」「シューズインクローゼット」などと呼ばれることもありますが、いずれも玄関と一体になった収納スペースを指します。


なる靴箱の延長線上ではなく、より多機能で、ライフスタイルに合わせた様々な用途に活用できる点が魅力です。



メリット

土間収納には、暮らしを豊かにする様々なメリットがあります。

  • 玄関を片付けられる:靴、傘、ベビーカー、お子様のおもちゃ、スポーツ用品、アウトドア用品などをまとめて収納できるため、すっきりとした清潔感のある玄関を保てる。
  • 汚れを気にせず収納可能: 泥や砂のついた靴、濡れた雨具、汚れたアウトドア用品なども、室内に持ち込む前に土間収納にしまえるので、家の中を汚す心配がない。
  • スムーズな動線: 外出時に必要な物(コート、帽子、鍵など)をまとめて置いたり、帰宅後にすぐにしまいたい物(買い物袋、宅配物など)を一時的に置いたりするのに便利。
  • 一時的な保管場所: 資源ごみの一時保管場所や、DIY用品、防災グッズなどをまとめて置いておくスペースとしても活用できる。
  • 防犯性の向上: 自転車やベビーカー、高価なアウトドア用品などを屋内に保管できるため、盗難のリスクを減らすことができる。
  • 多目的な活用: 収納スペースとしてだけでなく、趣味の道具のメンテナンススペースや、簡単な作業スペースとしても活用できる場合がある。


デメリット

一方で、土間収納にはいくつかのデメリットも考慮しておく必要があります。

  • ある程度の広さが必要: 土間収納を設けるためには、玄関にある程度の広さを確保する必要がある。そのため、玄関自体や他の居室のスペースが圧迫される可能性が高い。
  • 湿気や臭いの問題: 濡れた物や汚れた物を収納することが多いので、換気が不十分だと湿気や臭いがこもりやすい傾向がある。定期的な換気や、除湿対策、消臭対策が必要になる場合がある。
  • 物置化しやすい: 便利さゆえに、ついつい使わない物まで収納してしまい、単なる物置になってしまう可能性がある。定期的な整理整頓を心がけることが重要。
  • 建築コストの増加: 玄関だけの設計に比べると、土間収納を設けるための追加の建築費用がかかる場合がある。
  • 冷気の影響: 玄関と一体になっているため、冬場などには外の冷気が伝わりやすい場合がある。断熱対策をしっかりと行うことが重要。



全持続性能における土間収納

安全持続性能と土間収納、一見無関係にも思えますが、決してそういうわけではありません。
土間収納はさまざまなものが収納できることから、家族構成やライフスタイルが変わっても長く使い続けられるような設計にすることが求められています。


2つ|ベビーカーを収納できる大きさ


ベビーカーは、生まれてから3歳ごろまで使用するもの。外出の際にはベビーカーを持ち出すことも多いため、ベビーカーを収納できる場所が欲しいと考える方も多いです。

育て世帯がベビーカーをスムーズに取り出したり、片付けたりできるようにベビーカーを収納できるスペースを確保することは非常に大切なことです。


全持続性能では、ベビーカーをそのまま収納できる収納スペース(内法455×305mm以上)を確保できれば☆2つを獲得できます。


の有効スペースはシューズボックスなどを除いた広さです。


3つ|車椅子を収納できる大きさ


将来的に体の変化によって車椅子移動が必要になる可能性もあります。その時に備え、家づくりの段階で、車椅子が収納できるように土間収納をある程度の広さで設計することも検討しましょう。

全持続性能では、
コンパクト車椅子を畳んだ状態(内法220×865mm以上)で収納できるスペースがあれば☆1つ
コンパクト車椅子を広げた状態(内法540×990mm以上)で収納できるスペースがあれば最高基準の☆3つ獲得が可能です。


関スペースを美しく保つために


安全持続性能では土間収納を作ることで、ベビーカーや車椅子の収納が可能となります。
しかし、それだけではなく、
玄関を綺麗な状態に保てる点もメリットです。
土間収納を確保することで、玄関が散らかりにくくなり、出しっぱなしの靴や傘でつまづいてしまう心配もありません。

ょっとした転倒防止や安全対策にも、実は土間収納は大きな役割を担っているのです。


とめ


今回は、安全持続性能における土間収納について解説しました。
土間収納は、ライフスタイルや家族構成・身体の変化があった時も使いやすい間取りにすることが重要です。


づくりの際は、ベビーカーや車椅子の収納、玄関スペースを美しく保つにはどうすれば良いかを考えながら土間収納を設計することもおすすめします。


安全で持続可能な家づくりをしたいから、家づくりのプロに相談したい!」という方は、ぜひ当社にお問合せください♪



記事を書いた人 大垣 愛
図面・パース作成を担当しております大垣です。図面・パースの分野でお客様の住まいづくりのお手伝いをしていきます。